もうすぐ師走。より乾燥する時期に向けて行っておきたいのが乾燥対策ですね。特に今年は新型コロナの影響により、アルコール消毒の回数も増え手荒れが気になる時期ですね。そんな時役立つのが、保湿効果もあるグリセリン!
これからも使うアルコール消毒液にグリセリンを混ぜるだけで手荒れを予防できる。
グリセリンの効果(glycerine)
アルコールの一種で、食品添加物として甘味料や増粘安定剤などの用途があり、化粧品としては保湿剤として多く使用されている。
[効能効果] ひび、あかぎれ
[用法用量] 脱脂綿、ガーゼ等に浸して患部に軽く塗ってください。
とあるように、直接皮膚に塗っても害はなし。但し、保湿成分はあるものの、吸湿性が強いので化粧水として直接使用すると肌の水分まで奪われてしまい、乾燥を招き逆効果となってしまうのでNG!
手荒れ予防アルコール消毒液の作り方
少し前に資生堂から「手荒れに配慮した処方」の手指消毒用アルコールが販売された。まずは東京都からの販売となり売り切れ続出。今ではおそらくどこでも購入できないようですが、12月中旬から全国で販売となるようです。
このアルコール消毒液が購入できれば良いのですが、いやいや家にアルコール消毒液あるし!という方、グリセリンを入れて作っちゃいましょう。
まずはアルコール消毒液とグリセリンを準備します。
アルコールの量に対して1%のグリセリンを混ぜる。
写真の、「ケンエー」グリセリンPの蓋でおよそ5mlだったので1000mlには2杯混ぜるだけで出来上がり。
きっちり計らなくても大丈夫ですよ。多少多めでも少なめでも。
但し、手指消毒用時の手荒れ予防が目的なので、多用途のアルコール消毒液に混ぜても、もったいないだけなのでやめましょう。
混ぜる前に成分表の確認を!
販売されているアルコール消毒液の中には、資生堂のように既にグリセリンが入っているものもありますので、よく読んでから行うようにしてください。
花王「ビオレu 手指の消毒液」にもグリセリンは添加されていた。
ついでに・・・
グリセリンに保湿成分があるのなら、ハンドクリームと混ぜたらどうなる?と思ってしまった。
やってみた!
3滴ほどのグリセリンとハンドクリームを混ぜて手にのばしてみた。
確かに潤った。けど、もともとドロッとしたグリセリンは、いつまでもベタベタしていて手洗いしても簡単には落ちなかった。
まとめ
アルコール消毒液も薬局等で手に入りやすくなってきましたが、グリセリンが入っていないアルコールを持っている方はぜひお試しを。
精製水を使用してオリジナル化粧水も作れるようです。
但し、入れすぎず適量で!
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